2007年06月05日

青森ねぶた祭り

nebuta.jpg津軽地方の祭礼の代表はなんといってもねぶた祭。

ねぶたの由来に付いては、様々な説があって定説はありません。
一つには津軽藩の始祖、津軽為信の重臣が青森ねぶたの原形を作ったという説。暑気払いに、大燈籠を屋敷の近所を曵いて歩いたと云われています。一説には、文録2年(1593)藩祖為信公が京都滞在中に、盂蘭盆会で京都の人に見物させようと、大灯籠を出したのが始まりという説もあります。

また七夕祭りにまつわる民俗行事「ねむり流し」との説もあります。青森県には、藩政時代以前から7月になると子供達が竿に燈籠を吊して、村を練り歩く「眠り流し」の民俗がありました。この時期にありがちな眠気を払う行事で、津軽弁で「眠い」ことを「ねんぷて」ということから、これが訛って「ねぷた」になったという説もあります。

そして最もロマンチックなのが「坂上田村麻呂」伝説。
西暦800年代に、朝廷の命令に従わなかった奥州のエゾを征夷大将軍として討伐にやってきた坂上田村麻呂が、大きな燈籠を作り、笛や太鼓、鍬などを打ち鳴らしてエゾ(悪鬼)をおびき寄せ、たちまちの内に捕らえたというものです。

さて、「蝦夷」とは日本のどの辺りをさすのでしょう。現在の北海道を思う人が多いと思われますが、諸文献によると田村麻呂が東征にやってきた、少なくとも千年あたりまでは、東北以北を意味するものであったらしいとのこと。当時奥州を治めていた人物「安部頼時」(現在の岩手に拠を構える)が『東夷(蝦夷)の酋長』と自称していたことからも推測されます。

弘前ねぷたに見られる「扇ねぷた」は、三国志や水滸伝などの表の勇壮な鏡絵に対して、送り絵、または見送り絵と呼ばれる裏面には、凄艶な美女の立ち姿や水墨画が描かれ、対称的な趣を見せます。

by あおもり歳時記
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青森ねぶた祭り 日程

■8月1日
18:00〜21:00頃(青い海公園特設ステージ)
前夜祭、ミスねぶた紹介、ねぶた師紹介、バケト競演、「笛、太鼓」持久力コンテスト、歌謡ショー、ねぶた囃子演奏会、各表彰式、フィナーレ

19:00〜21:00頃(浅虫温泉) 浅虫温泉花火大会

■8月2・3日
19:10〜21:00 子どもねぶた、大型ねぶたの運行

■8月4日〜6日
19:10〜21:00 大型ねぶたの運行
※6日はねぶた大賞、各賞を発表。受賞ねぶたの披露があります。

■8月7日
13:00〜15:00 大型ねぶたの運行

19:00〜21:00ころ(青森港)青森花火大会 ねぶた会場運行

交通アクセス JR東北本線青森駅より徒歩5分。
問い合わせ (社)青森観光コンベンション協会 017-723-7211
青森ねぶたオフィシャルサイト

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